お久しぶりです。 2週間の休暇をいただきまして、イタリアの「踵」のアプーリア地方に行って参りました。
海外旅行は結構頻繁に行くのですが(何しろ国内旅行よりも安上がりになるので)、今回ほどインスピレーションになる旅はなかったです。 ほとんど自転車で毎日何十キロも走りました。
この投稿は特に気づいたことよりも、味わった “La Dolce Vita”, 英語で言うと ”The Sweet Life” を上手く描写できればと思って書きました。
Day 1:Rome
ローマにて。 出来立てのティラミスがMamma Mia!! と言わせられる様な絶品。レモン風味のクリームとチョコ粒が最高の組み合わせ。
イタリアは3回目なので、特に観光目的ではなかったが、3千年以上の歴史のある都市を眺めた写真も必要だと思い、撮りました。
Day 2: Turi
アプーリアの「Turi」という小さな街へ移動。 中心が非常に古いスタイルの下町で、迷子になるような設計が大好きでした。 夜はひとまず散策しました。
ピーチの季節で、有り得ないほどの甘さでした。
Day 3: Aquaviva
イタリア語は全く学習しませんでしたが(いや、嘘です。 1 – 30の数字は予習しました。)、何とかコミュニケーションが取れるようになり “La Dolce Vita” を味わいたいことを現地に人に訴えかけることができました。
では、シンプルに行こうとのこと。 自分のピザを釜で焼く:
素材が良ければ料理が下手でも美味しい
将来の別荘(ご興味のある方はこちらのAirBnBで予約可能です - 大変おすすめです)
宿泊先のビーラの庭園で自分の手で収穫したもの:
新鮮な Mandorla(アーモンド)
ドライフルーツが木からなってた
道端になってたイチジク
Day 4: Santeramo
聖エラスムスの名を借りた都市 “Santeramo” に移動。 自転車では結構きつかったが、到着した褒美として馬肉やイタリアの家庭料理屋に行くことができました。
イタリアではワインはボトルやグラスで注文するのではなく、ジャグから注ぎます
馬肉スープ(濃厚)
ナスとズッキーニのグリル
街並み
Day 5: Matera
目指すはユネスコ登録地のマテラ! この旅で一番面白くなかった日でした。
観光地に行くとどこもそうだけど、現地の街並みが横に押し出されて、利益追求が優先されてしまい、独特な味わいがなくなってしまう現象を世界中で経験しました。 これだから、僕はちょっと変わった旅しかしないのです。 常に新たな経験を求めて、ガイドブックにも載っていないような場所にしかいかないようにしています。
それでもいい写真は撮れましたので、共有いたします。 まあ、どうせもっといい写真がネットに上がっているとは思いますが!
下り坂が楽しみ
ユネスコ(”Sassi” サッシー)
Day 6: Castellaneta
ここからはダウンヒル。 最高なサイクリングができました。 観光地を離れると、おり自然な La Dolce Vita を味わえます。
アプーリアでは、牛肉屋さんがBBQをそのまましてくれます。 また、和牛のように脂肪を蓄えた肉ではなく、とにかく「赤」です!
手作りのローカルイチジクジェラート(95円)
食後は必ずグラッパ(アルコール50%)
お肉屋さんと交流(ワインは彼らが作っているらしい)
肉の焼き具合を調整中
700グラム(1350円。 自家製ワインも無料でどんどん注いできます)
Strega(リモンチェロみたいな味)
多分僕の一番楽しかった街です。 お肉屋さんのおもてなしがあまりにも良かった。 いい思い出をありがとうと伝えることができて良かった。
Day 7: Taranto
面白くない大きな街だったので、あまり写真を撮りませんでした。
Day 8: Carovigno
海に近い街で、特になにもなかったですが、ピーチやジェラートが絶品でした!
職人が作ったジェラート
ピーチの季節
Day 9: Fasano
一番好きな街! 近くの港では生うにが取れる為、市場に行く前の新鮮なウニが買えます。 僕はそのウニでパスタを作りました。
あと、自転車のタイヤがパンクしてしまいました!
🙁
でも、すぐ近くの農家が取り替えをしてくれて、おまけに食事にまで誘ってくれました。 ジャガイモ畑を持っていて、自家製のポテトフライとオリーブオイルを味わうことができました! Fasano最高!
コミュニケーションあまり取れなかったが、良い経験
最高に美味しい、シンプルなオリーブオイル揚げのポテト
ワイン用のぶどうはワインにするにはもったいないくらい美味しい
庭で栽培した新鮮なミニトマト。 スーパーとは比べ物にはならない味
自家製ワインを入れてもらう
ワインボトル
AirBnBホスト Michele が Alberobello を案内してくれました(リンク)
イタリア語ほとんど喋れませんが、彼はブリジストンの工場で17年も勤務していたので、日本の話で盛り上がりました。 普段から僕は海外に赴任される方の研修を行いますが、一番大事なのは英語よりも現地に馴染む事だと考えます。 Michele によると、イタリアに赴任していたブリジストンの社員はほとんどイタリア語は喋れず、コミュニケーションが取れなかったと残念難く語りました。 この動画の面白いところは、僕が下手なイタリア語でも楽しくコミュニケーションを取っている事、友達関係を作りあげていることです。 言語の壁を超えるには文法や発音などきにせず、とにかく共通点を探る事が大事だと、勉強になりました。 日本での英語研修に使える、第二言語を学習する人達にとって有力な情報や体験談を得る事ができました。
こんな柿見たことありますか?
Pasta fresco
Ricci de mare con aglio olio pasta
プレゼントいただいたパスタ
新鮮なウニ (ricci de mare)
タウンスクエア
道端で見つけたぶどう
前菜(Antipasti)
Day 10: Bari
この日は移動の日で、ついにアプーリアを離れる日が来ました。
とても寂しいですが、本当に人生のインスピレーションを得ることができたので、大満足な旅でした。 “La Dolce Vita”の概念を取り入れることができたと思います。
Tシャツが欲しかったら Internap.co.jp まで!
ここからは入場禁止
最後はBariのビンテージ店で爆買い。 ゼニアスーツ。 チャーチシューズ。 などなど。
ここまで読んでいただきありがとうございました。 Ciao ciao!
****
追筆:
今回の自転車ツアーを可能にしてしてくれたのは Valentina さん。 どうもありがとうございました。
彼女は凄く性能の良い自転車を安く貸してくれました。 信頼している上、南イタリアへの旅にご興味のある方には心を持って彼女へのコンタクトを推奨します。 英語はでコミュニケーションを取れます 😀
サイト:http://www.pugliainmovimento.com/index.php/en/