皆さん、今晩は。
本日は高田馬場にて西洋文化解説の英語レッスンを実施しました。
日経新聞の英Financial Times買収に関する記事です。レッスン案内はこちら。
感想としては。。。。うーん自分の講師としての無さを感じてちょっと残念でした。
本来は、もっと議論を促したかったけれども、席の配置や、生徒の皆さんをバラバラに座らせてしまうとあまり英語での議論が成立しないがちなのかなと思いました。
また、自分の質問の仕方が難しすぎて、そういう点も今後は改善していかないとならないと思いました。
イギリス人とは話していないので、”Opacity”(不透明さ)など、あまり難しい言葉を用いるのもアレかなとか思ったりしました。
英文記事内容としては。。。。。
やはり日経新聞はThe Financial Timesを買収したからには、その調査力と真実を追求する意欲を十分に吸収してほしいと思います。
せっかく歴史のある、素晴らしい資産を高値で買ったなら、その恩恵を受けないと。
日本においては独占企業の立場である日経新聞は、海外に乗り出るのなら安倍総理が広めようとする日本代表のペーパーとして、会社の企業統治、そして役員など受託者責任を監視しなければならないと思います。
利害関係 (Conflict of Interest) があると、どうしても真実より政治が優先されてしまうと最近思ったりします。
世界のリスペクト得るには、戦略を変えなければならないと思います。
企業・政治家の不祥事をどんどん明かし、真実を追求し、まっとうな運営をしないといけないと日本企業を規律させていく必要があると思います。そうすれば、既存のFT購読者も日経新聞の方針に納得するでしょう。
それが世界の求めるジャーナリズムの基準ならば、文化的なものを切り捨てる必要があるのではないのでしょうか。少なくとも西洋のジャーナリズムでは、真実がナンバーワンです(理想ですけれども)。
説教ぎみですみません。
それでは、皆さん、お休みなさい。レッスンに参加してくださった方、誠にありがとうございました。
ジュリアン