僕は大人の言うことなんて聞いたこと、ありません。

でも、見て盗んだことは何度もあります。

Me & REN

先日面白いことがありました。
ワサビと言う、ドイツ・ベルリンを中心に活動しているブロガーと、ルッティと言う、プロの無職との合同イベントで会った、新潟出身の少年 “REN” との再開の機会がありました。

Julian, Rutty, Wasabi

当時の僕は脱コーヒーで、コーヒーは飲んでいませんでした
(理由は。。。スタバみたいに大量生産のつまらないコーヒーに飽きて、更には、多くの人が考えずに「コーヒー飲もう」…とか…「打ち合わせ?じゃあコーヒでもしましょ」みたいな文化になってきたのが、正直うんざりでした)

イベント後の交流会で REN君と話していていたら、彼は:

REN: 「コーヒーが大好き」

と発言。

Julian: 「俺はコーヒーは飲まないんだ、コーヒーとコーヒー屋の文化が大嫌いなんだ」の様な発言をしたら、真摯な REN君は手持ちのカバンからいきなりエアロプレスを取り出して、その場で淹れるコーヒーを飲まないか僕に提案しました。

この、キリスト並みのジェントルマンな姿勢に感心を受けて、「では、一杯、お願いします。」と僕は言ってしまった。

REN君のコーヒーは必ず浅煎りで、薄色なのが特徴。色は浅いけど、味はしっかりしている。水と豆のバランスが絶妙。彼の職人技はとても少年のものとは思えない。

Facebookを交換して、それから突く様な意味不明な投稿をしてしばらく連絡は取らなかったです:

 

少年って言っても、もう21何だけどね

。。。

半年後、僕のFacebookに次の投稿があった。

コーヒー店を開くというREN君。

でも店は持っていない様子。。 Good!

値段を聞いてみると。。。。

なんと、彼は密かに僕の活動の根まで探って、見て盗んでいるではないか。

と言う訳で彼の勤務しているゲストハウスへママチャリで行くと、前とは変わらない、パーフェクトカップを一杯淹れてくれた。素晴らしい。500円を寄付。多い方らしい。

話を聞くと、僕のドネーション制の経済効果についてのブログ記事を熟読しており、そこからインスピレーションを受けて寄付制にしたそうだ。

最高な経験と言いたいところですが、彼のゲストハウスは大変賑やかで、中に一人はうるさい奴が居て少し気分を害してしまったが、それでも少年RENとの関係がここまで来たことに対して、とても感心を受けました。

互いに影響し、影響される。

大人の言うことなんて、気にしない。

いや、誰の言うことも聞く必要はない。

ただ見て盗めばいい。

 

逞しく芽生え、若き生命よ

 

(w)