The Day of KUROFUNE

先日、クライアント様のご依頼を受けて、初めて日本語によるセミナーを開催させていただきました。 そのセミナーとは:

「日本人の心の鎖国を打ち破れ ー 英会話の黒船」。

日本の英会話業界を日本史に例えたストーリーで、30名ほど参加されました。

ストーリーなので、登場人物ももちろんいますので、紹介します:

日本の英会話業界って、およそ年間3500億円の市場価値です。

僕の考えでは、この市場の大部分を取り囲むのは5大英会話スクール

これら英会話スクールは幕末期の「幕府」に例えました。

僕はクラッシャーだから「黒船」。w

このストーリーには薩摩藩も長州藩も登場します。

ストーリーは別として、セミナー後のパネルディスカッションではとにかく炎上🔥

また、セミナーのアンケートを拝見したら、完璧に二極化していた事が印象に残りました。 そして、皆さんのコメントがとにかく長い。。。皆さん英会話に対してとても熱情的な事は確認できました。

「日本の英会話教育市場が日本人の劣等感に根ざすもの、日本人を心配させてニーズを喚起しているという業態だという指摘は、非常に共感が持てた。そして、その教育で英語が本当にできるようになってしまったら顧客を失ってしまう点では、もともと限界がある点も納得できた。ただ、それに対する打開策が西欧文化を理解することだというのは、抽象的すぎる気がする。もう少し具体的なハウツーを示して欲しかった。」

時々ジュリアン先生のドネーション式レッスンに参加させていただいているが、日本の英会話業界にそこまで強い信念を持ってレッスンを開講していることに、とても驚き、感動しました。イギリスが好きで、英語が好きで、もっと英語を話したい、理解したいと切に願うが、まだまだ甘い!と思いました。とても興味深い話でした。ありがとうございました!!

言いたいことがわからなかった。特に黒船になぞらえたことが、かえってわからなくさせた。

僕の主張とは:英会話業界の問題はとにかく英語に対して恐怖と虚偽を拡散している事だと僕は思います。 主に広告でやっています。

下記の広告をご覧ください。

会社名は控えさせていただいておりますが、この広告では、女性の恥をかきたくない特質を利用し、英語を間違える事に恐怖を与えようとしています。

 

「はい。私は、月曜日なら都合のいい女です」

 

と英語で伝わってしまったら、誰もが恥ずかしく感じると思います。

でも、これ明らかに現実的でないシナリオだと思います。 よく考えてみましょう。

 

仮に僕が打ち合わせを求めて、都合を聞いたところ、「私は、月曜日なら都合のいい女です」と英語で答えられても、それを変に受け止めるビジネスマンなんて本当にいるんでしょうか?

 

多分居ないと思います。 居たら、逆に変人でしょう。 この広告は何をしようとしているかは、ニーズを作り上げようとしているのです。

 

典型的な営業方法です。

相手のニーズを聞き出して、ニーズがなかったら、ニーズを作り上げる。

僕は営業トレーニングも実施していますが、とても有効な方法です。

ですが、、、、

こうやって、顧客に恐怖を与えて、要りもしない物を売るような営業は好きではありません。

英語 = 恐怖 は辞めましょう。 

英語を勉強する上、脅されたり、恐怖や劣等感を感じて勉強するのでは、極めて非健康的だと思います。

人間、壊れてしまうんじゃないですか?

英語を勉強したいなら、気持ちよく勉強してもらっていいんじゃないですか?

でも5大英会話スクールは商売の為ならお客さんに恐怖感を与えてまで学校  お店に行かせようとします。

 

恐怖感を与えられないようになるに一番大事なのは独断力だと思います。

広告などに左右されずに、独自に決める力。

自分に適合したものが英語ならばそれで良し。

その英語の勉強方法が、スクールに通うことならそれで良し。

独学でやるならばそれで良し。

より具体的なセミナーレポートはクライアントの Internap Japan 様のサイトに掲載されております。

 

それでいいんですよ。 以上、英会話の黒船でした。

〜ジュリアン〜

 

(英会話の黒船プロモーションビデオ)

因みに、セミナーにご興味のある方はこのページの下にある連絡フォームにご記入いただければ幸いです。